お客様各位
【8月11日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=110円54銭【07:01現在】
※N.Y.ダウ: 35,264.67(+162.82)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9409.5(+98)
②午後売: 9454
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.3515(+0.0645)
④金: 1728.8(+5.4)
※WTI原油先物
⑤原油:68.29(+1.81)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1090円
②ロンドン午後:1090円
③N.Y. : 1110円
※ニューヨーク為替引値(円)
110.56-110.59(0.28円安-0.28円安)
【8月10日:昨日の状況】
※国内銅建値1080円(8月10日より-10円)
《銀行死ね!season5?③》
※問題点② 流動性のなさ
※先物に限らず売買をする場合、その「流動性」が
大事です。
※例えば今日の銅価格1,000円/kgで、3ヶ月後の先物
100トン(=1億円)を売ります「=空売り」。
1,000円に合わせて仕入れた現物のヘッジで、現物は
そのまま、売りの契約だけをします。
※3ヶ月後、銅相場が700円/kgに下がり、その現物を
実際に売ると300円/kg、100トンで3,000万円の損失
が出ます。
※一方で空売りした契約(=1億円)があるので、
足元700円/kgの相場で現物100トンを仕入れれば、
3,000万円の利益が出て、プラスマイナス0となり、
ヘッジしておいて良かった〜となります。
※ところが、皆さん、銅相場が3ヵ月間に300円/kg
下がった後の現物市場を想像して下さい。
※間違いなく、a皆が評価の高い手持ち在庫塩漬け、
b市中発生は極めて低く、c問屋は長期契約の荷物を
集めるのに必死になっているはず。
これが予想される現物市場です。
※つまり足元の相場(700円/kg)で、現物100トン
を買えないor買いにくい状況にある。
※売りたいときに現物を売れて、買いたいときに現物
を買えることを、その商品に“流動性がある”と言い
ます。
※アメリカへ旅行に行く為に、日本円を米ドルに替え
ようと銀行に行けば、交換レートは別として、100%
換金が出来ます、つまり日本円は対米ドルに対して、
流動性があります。
※相場が急落した後のスクラップ現物市場では、銅の
流動性が極めて低いと予想され、買いたいと思った量
を買えず、(銀行員が思うような)ヘッジは完成され
ないのです。
(つづく)
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※雑線(ヤード持込):【8月10日現在】
【1】ワイヤーハーネス:390円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-240円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【お知らせ】
明日8月12日(木)より8月14日(土)、相場情報
お休み致します。
※再開は、8月17日(火)朝を予定しています。
以上